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バッテリー

2007⁄03⁄25(日) 23:00
小学校の野球で大活躍した少年は、ピッチャーとして天賦の才能を持っていた。
そんな彼が家族と共に田舎町に引っ越した。
その先で、野球を大切にする仲間に出会い、ピッチャーとキャッチャーの信頼関係を築き、困難に立ち向かう。

まぁ非常にベタなストーリー展開ではあるのだが、意外にのめりこんで見てしまった。
職業柄思うだけなのかも知れないけど、中学校までってのは様々な可能性を秘めた時期である。
その可能性を秘めた自分の将来が、ある方向性に決定づけられるという残酷な時期でもある。

そういう時期に互いを理解し合うという難しい事を、野球を通じて見せるってのがとても面白い。
弟ばかり贔屓されることの苛つき。
威力がありすぎる自分のボールを、強打者を前にちゃんとキャッチしてもらえるのか不安に思う弱い心。
そういった心理描写が意外とちゃんと描かれていて、中々楽しめた。

母親の尻に敷かれる父親がどうしてこんなに前面にいるのかと思ってたけど、やっぱり重要な役割だったのねw


どうでもいいけど、菅原文太を見ると「朝日ソーラーじゃけぇ」としか思えない。
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